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2010年3月16日火曜日

ある小景


某月某日 気温12℃

店頭を掃除しておりますと、店前で出くわしたお客さん2人が大きな声で…
甲「おう!久しぶり」
乙「お~、久しぶり~…元気?」
甲「元気じゃないよ~…ホラ」
と包帯に巻かれた腕を見せ、「骨折しちゃったよ~…」
乙「アレ!」と、驚いて一言。
「それじゃあ、いま入院してんの??」
今いるでしょう、あなたの目の前に…
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店の近くにある旅館の壁画です。
深夜に若いお兄さん達が来て描き直してました。
どうやら定期的に変えてるようです。
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某月某日 気温9℃

パートさんと二人でレジに入っておりますと、
”いかにも”(推定年齢54歳)の男性のお客さんが一人、
105円のお菓子を持ってレジにやってきて、目を見開きながら一言。
「は、は、は、800円??」
「は、はいっ??」思わず、パートさんと顔を見合わせます。
お客さん、先ほどと同じ調子で、「は、800円??」
(1000円でのお釣りという意味か?)
「1000円いただいて、お釣り895円ですよ。」
お客さん、納得したのかしないのか、浮かない表情となり
ポケットからしわくちゃの1000円札を取り出し、また一言。
「800円??」
こういったシチュエーションでは、今までの経験から何もこれ以上聞かず、
そのまま会計するのが最良の対処方法となります。
「105円になります…1000円お預かりします…895円のお返しです。」
お客さん、渡されたお釣りを見て、また「800円…」とボソッと一言つぶやき、
店を出ていきました。
出て行ったのを確認して、ワタシとパートさん、顔を見合わせ、
「今のなんだったんでしょ?」
「さぁ…何だったんでしょうねぇ…?」と、苦笑交じりに言葉を交わしました。

こうした出来事も、ココではひとつの小景でしかありません…

と!思っていたら、先ほどのお客が3分も経たないうちに、血相を変えて戻ってきました!
そしてまた、「800エーン!!」と興奮した口ぶりで、ワタシに右の手のひらを見せました。
そこには500円玉1枚と100円玉2枚で700円。
わたしが怪訝そうにしていると、となりで先ほどから一緒にいるパートさんが、
「お客さん…左手…」
そこにはさきほど渡したお釣りの残額195円が握られていたのです。
お客はハッとした顔で両手にある小銭を見ると、また一言つぶやいて店を出たのです。
「800円…」
出て行ったのを確認し、ワタシとパートさんは顔を見合わせました。
「…」
今度は二人とも何も言わず、ただただうな垂れるだけでした…

こうした出来事も、ココではひとつの小景でしかありませんが…正直、疲れます。

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